
ソフトバンクは27日、板東湧梧投手に来季の契約を結ばないことを伝えた。福岡市内の球団事務所で通告された板東は「やっぱり野球がしたいという思いは強い。このままでは終われない」と現役続行を宣言。トライアウトの参加に意欲を示し「どこか声をかけていただけるところがあれば。NPBがうれしいけど、広い視野で考えたい」と海外や独立リーグなども選択肢に入れた。
18年ドラフト4位で入団。21年に中継ぎで自己最多44試合に登板した。22年は先発でも活躍し、優勝のかかったシーズン最終戦でも登板。「一生忘れない。優勝が決まる試合に先発させてもらったことは一生の財産。しびれましたね」と回想した。最近2年は1軍での出番がなかったが、今季はウエスタン・リーグで9勝2敗、最優秀防御率となる2・48の好成績。それでも1軍から呼ばれることはなかった。「(戦力外は)覚悟していた」と動揺はなく「最後は自分との戦いだったけど、気持ちを切らさずにやれた。終わりでもあるし、新たなスタートでもある。前を向いて進みたい」と力強く語った。