
ソフトバンクは1日、武田翔太投手(32)に来季の契約を結ばないことを通告した。武田は福岡・筑後市のファーム施設を訪れ、あいさつ。「寂しさしかないです。14年間もお世話になり、たくさんの出会いがあった」と感謝すると「拾ってもらえるところがあれば、全力で頑張る」と現役続行を目指すことを表明した。
宮崎日大から11年ドラフト1位で入団。高卒1年目の12年から8勝1敗、防御率1・07と抜群の成績を残した。15年に13勝、16年は自己最多14勝を挙げ、17年WBCに出場。エースへの階段を上っていたが、以降は故障もあり、伸び悩んだ。昨年4月に右肘のトミー・ジョン手術。完全復帰まで2年を要するとされるが、満たないままの退団となり「せっかく手術して強化したので、披露できるように」と気持ちを込めた。
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