
楽天・則本昂大投手が21日の西武戦(楽天モバイル)の試合前に取材に応じ、現役引退を発表した岡島豪郎外野手との思い出と感謝を口にした。発表前日の20日に直接連絡をもらったと明かし、「寂しかったというか、この日が来たかという感じでした」。岡島について「自分がしんどくても周りを元気づけるというか。とにかく周りを明るく、弱いところを見せない先輩だった」と振り返り、「後輩の面倒を見るのが好きというか得意というか、常に後輩がついているイメージ」と人柄について語った。
当初捕手登録だった岡島とバッテリーを組む機会はあまりなかったが、則本が1年目のオープン戦で組んだことを覚えており、「(広島の)エルドレッドにチェンジアップを投げて空振りを取った。それ以来、右バッターにもっとチェンジアップ放れ、って言ってました」と懐かしんだ。13年の日本一を知るメンバーがまた1人、ユニホームを脱ぐことになり「寂しい思いもあるけど、だからこそできるだけ長く自分はやりたいという思いもある」と、様々な思いを胸にプレーを続けていく。
関連ニュース
・【楽天】13年日本一戦士・岡島豪郎が現役引退
・【楽天】則本昂大が30名を球場に招待 「笑顔を見るとこちらが勇気をもらえる」
・【楽天】24日先発の則本昂大がリリーフへ…29日から再転向
・楽天・則本昂大「負けるつもりはない」 パ3人目40セーブ目指す…昨年32セーブも守護神争い歓迎
・【楽天】則本昂大に今季初援護 28イニング目に岡島豪郎が先制ソロ