【ソフトバンク】甲斐拓也の補償は人的?金銭?城島健司CBO「進んでいる」まもなく結論

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2025.1.6(月) 11:18

球団の仕事始めで鏡開きを行う城島健司CBO(右から3人目)王貞治球団会長(同4人目)、後藤芳光球団社長(同5人目)ら(カメラ・田中昌宏)

 ソフトバンク球団が6日、みずほペイペイ内の球団事務所で仕事始めとなり、王貞治球団会長、後藤芳光球団社長、城島健司CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)らが鏡開きを行った。

 王会長は「年末年始は天気に恵まれた。今年は必ずいいことが起きるだろうと思っております」とV2を“予言”。オフの補強にも言及して「どのチームも投手力を充実させようしている。上沢君は実績がある。石川君が抜けた穴は十分埋めてくれると。(埋めるだけでなく)いくつプラスしてくれるのかなと今から楽しみにしています」と期待した。

 正捕手・甲斐が巨人へFA移籍した。「彼の存在は大きかったですからね。(代わりの捕手が)彼と同じようにってのはなかなか難しいと思うんですよね」と穴の大きさを嘆いた。それでも「監督がその時の対戦相手によってどのように捕手を使うのか、私もそれが楽しみですね」とポスト甲斐の台頭と、小久保監督の采配が、その大きな穴を埋めると強調した。

 1月1日付で肩書きが変わった城島CBOは“初仕事”を終えた。この日、当時のダイエー・王監督が福岡移転後の初優勝を飾った1999年に「初優勝より連覇が100倍難しい」と語ったことに言及。「あいさつで(王会長に)その話をしましたよ。本当にそうだと思う。優勝した次の日の言葉だったので、僕らもすごく残ってますけど、今のホークスは何回も連覇してきた。そういう意味で選手の緩みはないと思います。フロントマンとして選手を見ても、今の選手はしっかりしている。僕らみたいに浮かれていない」と、こちらもV2に向けて慢心はないと強調した。

 実質的な初仕事となりそうな、甲斐の移籍に伴う人的または金銭の補償についても語った。「進んでいるし、近いうちに答えを出さないといけないと思っている」と近日中に結論を下すことを示唆した。

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