【オリックス】中嶋聡監督、電撃辞任 試合後に選手らに伝える 3連覇果たした名将がユニホーム脱ぐ
スポーツ報知
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2024.10.6(日) 22:04
◆パ・リーグ 楽天1x―8オリックス=7回表1死降雨コールド=(6日・楽天モバイル)
オリックス・中嶋聡監督が今季限りで辞任することを表明した。今シーズン最終戦となる楽天戦を終え、仙台市内のチーム宿舎で選手、コーチ陣、スタッフら全員を集めて伝えた。
1年契約を更新しながら、就任4年目を迎えた今季は63勝77敗3分けのリーグ5位に沈んだ。球団からは主力にけが人が相次いだチーム事情やこれまでの功績を評価され、9月上旬に続投要請を受けたものの、即座の返答を保留。一緒に常勝軍団を作り上げた福良GMらからの再三の強い慰留もあったが、最終的にはユニホームを脱ぐ決断をした。
中嶋監督は19年に2軍監督として古巣に復帰。20年途中から1軍監督代行を務め、21年、1軍監督に就任した。長年、低迷していたチームを立て直し、“ナカジマジック”と呼ばれた手腕を発揮して昨年までのリーグ3連覇、22年の日本一と黄金期を築いた。
圧倒的な実績を残した名将が去り、激震が走ったオリックス。25年シーズンでの2年ぶりのリーグV奪回へ、大きな転換期を迎えることになる。
◆中嶋聡(なかじま・さとし)1969年3月27日、秋田県生まれ。55歳。鷹巣農林(現・秋田北鷹)から86年ドラフト3位で阪急(現オリックス)入団。西武、横浜(現DeNA)、日本ハムと渡り歩き、2007年からバッテリーコーチ兼任。15年限りで引退。19年からオリックス2軍監督。20年途中から1軍監督代行、21年から1軍監督を務め、リーグ3連覇。22年に日本一。選手時代は通算1550試合、804安打、55本塁打、349打点、打率2割3分2厘。右投右打。
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