【ロッテ】4年目右腕・中森、ソフトバンク相手に5回無失点…プロ初先発マスクのドラ5・寺地との若手バッテリー

スポーツ報知

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2024.10.4(金) 19:54

ロッテ先発の中森俊介(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク―ロッテ(3日・みずほペイペイD)

 ロッテのプロ4年目の22歳右腕・中森俊介投手が、プロ初先発マスクとなった19歳のドラ5ルーキー・寺地隆成捕手との若手バッテリーで、ソフトバンク打線を5回4安打無失点に抑えた。7月17日のソフトバンク戦(みずほペイペイD)以来、約3か月ぶりの1軍登板。味方の援護が無く、0―0の6回からは2番手・唐川にマウンドを譲り、今季2勝目とはならなかった。

 チームはすでに3位が確定し、2年連続のCS進出を決め、迎えた今シーズンの最終戦。ほぼベストメンバーを揃えてきたパ・リーグ王者のソフトバンク打線に対し、中森は4回以外は毎回ランナーを背負ったが、要所を締める投球を披露した。3回には2死一塁で4番・山川を迎えたが、フルカウントから133キロのフォークで空振り三振を奪った。

 今シーズン最終登板で上々の投球を見せた22歳は、「フォアボールを出したりして、少し球数が多くなってしまいましたが、ピンチでも粘って無失点に抑えることができて良かったです」と、充実感を漂わせた。

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