【ロッテ】鈴木昭汰が50試合登板に到達 防御率は驚異の0・74「1試合、1試合やった結果だと思う」
スポーツ報知
- ニュース
2024.9.29(日) 19:34
◆パ・リーグ 西武0―2ロッテ(29日・ベルーナドーム)
ロッテの20年ドラフト1位左腕・鈴木昭汰投手が2点リードの8回を無失点で抑え、自身初の50試合登板に到達した。防御率は驚異の0・74。節目の登板を無失点でしのぎ、「(マウンドに)行くまでは知らなかった。本当に1試合1試合やった結果だと思うのでよかった」と、かみしめた。
8回のマウンドに上がり、先頭の代打・山野辺には二塁打を許したが、長谷川を一邪飛、源田を二ゴロで2死三塁。最後は西川を150キロの力強いストレートで空振り三振に斬ると、マウンド上で拳を握りながらほえた。
今季は自身初めて勝ちパターン入りし、開幕から46試合まではわずか自責2と抜群の安定感を見せた。だが、その後の今月16日の西武戦、23日の楽天戦と、今季初めて2試合続けて失点し、「やっぱ、2回続けて失敗しないように、ずっと今年からやってきた中で、それが出てしまった。その時は悔しかった」。それでも、以降の2戦は無失点で切り抜け、成長著しい左腕は「割り切って、シーズン長くやっていれば、そういうときもあるという、“無責任ポジティブ”で投げた。それでも次の登板は絶対に抑えないといけないのがあったし、それで抑えられたので、ここからまたいけたら」と、うなずいた。
4位・楽天を3ゲーム差に引き離し、翌30日からの2連戦(楽天モバイル)に連勝すれば3位が確定し、2年連続のCS進出が決まる。今シーズンも残りは4試合。50試合登板以上&防御率0点台の偉業も現実味を帯びてきたが、頼れる26歳は「チームがクライマックスシリーズにいければ、それでいいです」と、チームファーストの精神を貫いた。
関連ニュース
・【試合詳細】西武―ロッテ
・「固め打ちの名人」吉井監督も信頼の22年ゴールデン・グラブ賞&盗塁王
・【写真】プロ根性に驚き!リン・シャンのユニホームはキッズサイズ
・【複数写真】朗希らとの3ショ!リン・シャンら楽天モンキーズのチアが盛り上げた
・【複数写真】リン・シャン「今までで1番いい」日本版初写真集