ロッテ・澤田圭佑、対外試合で安定した投球を継続も「アピールというレベルまでいっていない」

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ロッテ・澤田圭佑 (C) Kyodo News
ロッテ・澤田圭佑 (C) Kyodo News

◆ 対外試合5試合連続無失点

 ロッテ・澤田圭佑は4日、楽天とのオープン戦に登板した。

 澤田は1-0の5回にマウンドに上がると、先頭のマッカスカーに1ボール2ストライクから投じた4球目の126キロフォークをライト前に弾き返される。続く小深田大翔に送られたが、代打・小郷裕哉を左飛、代打・鈴木大地を1ボール2ストライクからインコース144キロストレートで見逃し三振に仕留め、スコアボードに0を入れ、ベンチに戻った。

 澤田は2月14日のDeNAとの練習試合から5試合・5イニングを投げ、被安打は2、奪三振4、与四球0、無失点と、安定した投球を披露している。

◆ 速くて落ちるフォーク

 澤田と言えば、「この秋の課題でもあるし、来年以降の課題でもあると思うので、速くて落ちる。そこを目指して頑張ります」と昨秋から“速くて落ちるフォーク”を目指し取り組み、1月26日の取材では「イメージはだいぶ作れて、ここから試合とか始まるので、それでどうなるかを早く試したいなというか、バッターの反応が全てではあると思うので、いろんなことを想定しながらやっていこうかなというイメージです」と手応えを掴んでいた。

 練習試合では、地方球場ということもあり映像では球速が表示されない場合がある。140キロくらいは出したいと話していたフォークは、140キロ前後の球速帯で投げられているのだろうかーー。

 「出ていないんじゃないですか。ストレートがちょっと今遅いので、それにつられて遅いですね」とポツリ。

 それでも、2月18日の広島との練習試合では1回・11球を投げ、そのうち10球がストレート。辰見鴻之介には1ボール2ストライクから4球目のストレートで空振り三振に仕留めるなど、1回を無失点に抑えている。

 ここまで、自身が思い描くボールを投げられているか訊くと、「最低限ですね」と一言。“最低限”と話す中でも、結果はついてきている。

 24年秋から練習を重ね、昨季は投球を支える球種の1つになったスライダーは、「チェコ戦の時も右バッターの先頭打者に投げましたが、まあまあじゃないですかね」と可もなく不可もなくという状況。

 開幕まで1ヶ月を切り、投球内容とともに結果も求められる。「他人にアピールというレベルまでいっていない。とりあえずベストな状態に近づけるようにという感じですかね」。昨季最下位に沈んだマリーンズは“勝ちパターン”に苦しんでおり、今季に向けて、澤田もオープン戦で結果を残せば、開幕時に“勝利の方程式”入りも十分に考えられる。自身の満足のいく投球を目指し、状態を上げていきたい。

取材・文=岩下雄太

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