【ソフトバンク】2年目左腕・前田純、初登板で今季6人目のプロ初勝利 ジーター1号で助っ人弾昨年比倍増

スポーツ報知

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2024.9.29(日) 16:03

ソフトバンク・前田純

◆パ・リーグ 日本ハム2―6ソフトバンク(29日・エスコンフィールド北海道)

 ソフトバンクの2年目左腕・前田純投手がプロ初登板初先発で81球を投げ、6回3安打5奪三振無四死球無失点でうれしいプロ初勝利をゲットした。

 今季ソフトバンクでプロ初勝利を挙げたのは、長谷川威展(日本ハムから移籍、3年目)、沢柳亮太郎(ドラフト5位ルーキー)、大山凌(同6位ルーキー)、松本晴(2年目)、岩井俊介(ドラフト2位ルーキー)に次いで6人目。10月1日のオリックス戦(みずほペイペイ)では、1位左腕・前田悠伍の初登板初先発も控えている。

 前田純は日本文理大から2022年育成ドラフト10位で入団。今季は2軍でリーグトップタイの10勝(4敗)、同3位の防御率1・95とエース格の働きを見せ、ウエスタン・リーグ制覇に貢献した。7月に支配下登録を勝ち取った。

 初回にダウンズの左翼への初回先頭打者本塁打で先制。「鷹のジーター」にとって来日初本塁打となり、これで今季の外国人の本塁打は2本目(他にウォーカー1本)。昨季は外国人の本塁打がアストゥディーヨの1本だけに終わったため“倍増”の結果となった。

 2回には正木と谷川原の連打で無死一、二塁のチャンスをつくると、今宮が完璧な三犠打を転がして1死二、三塁。ここで柳町が右前2点打を放った。

 6回にもダウンズが2死一、三塁から堀の直球をはじき返し、打った瞬間手を叩く自画自賛の適時打をマーク。リードを4点に広げた。

 しかし2番手・大山が7回につかまった。2死後、連続四球で一、二塁とすると、代打・伏見に左中間への適時2点打を浴びた。なおも2死二塁でベンチは和田にスイッチ。43歳左腕は1球で奈良間を三ゴロに仕留め、自身2試合連続ホールドを記録した。9回は川瀬、栗原、山川、正木の4連打に甲斐が押し出し四球で続き、2点を奪って再びリードを4点とした。

 チームは日本ハムを破り、今季対戦成績12勝12敗1分けで終了。他のパ4球団には勝ち越しを決めており、リーグ戦では負け越しなしの“ほぼ完全優勝”となった。

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