日本ハム・古川裕大捕手（２６）が２０日の楽天戦（エスコンフィールド）から今季初昇格することが１９日、分かった。

　久留米商高から上武大を経てプロ４年目の今季は２軍での出場が続き、ここまで７５試合で打率２割２分３厘、４本塁打、２４打点。捕手登録ながら出場機会を増やすべく、二塁、遊撃にも挑戦し今月８日のイースタン・リーグ巨人戦では「５番・遊撃」で先発して２本塁打を含む４打数３安打４打点と大暴れ。強打が売りの２６歳がシーズン終盤に状態を上げてチャンスをつかみ取った。

　２０２０年のドラフト３位で伊藤、五十幡らと同期入団。２２年８月２７日のソフトバンク戦（札幌ドーム）では、ポンセの女房役として抜群のリードでノーヒットノーランをアシストした。

　昨年は８月１６日のロッテ戦（エスコンフィールド）でプロ初の猛打賞＆完封リードと存在感を示したが、左太もも裏肉離れによる途中離脱もあり、出場１７試合で打率１割８分６厘に終わっていた。

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