【ソフトバンク】山川2冠爆走2安打2打点、5連勝でマジック8 最短Vは18日

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2024.9.15(日) 05:00

4回2死二塁、山川穂高は先制となる左前適時打を放つ(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス1―10ソフトバンク(14日・京セラドーム大阪)

 MVP最右翼のソフトバンク・山川の勢いが増してきた。「(2位の)日本ハムの結果、(打点王争いのロッテの)ソト選手の結果をチラチラ見ながら、よしよしという感じでやるのがシーズン終盤の楽しみ」。先制打を含む2安打2打点の主砲はロッテ・西武戦の生配信のタブレットを携え、帰りのバスに乗り込んだ。

 通算250号に王手をかけているが、今は勝利と打点が優先。適時打は2打席とも2ストライク後にコンパクトなスイングで捉えた。打点は2位のソトとの差を8に広げる92、11差の31本と独走の本塁打との2冠に爆走。月間打率2割9分3厘、11本塁打の8月に続き、9月も月間打率は3割3分3厘、2本塁打の安定感だ。

 チームは先発全員の11安打10得点で5連勝。優勝マジックは8で最短Vは18日だ。小久保監督は「不動の4番ですしね。タイトルを取る選手は最後、強いので。そのあたりがドシッとしてくれている分、チームは助かります」と信頼感を口にした。移籍1年目、全試合出場を続けるFA砲のラストスパートが力強い。(島尾 浩一郎)

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