【オリックス】リーグ4連覇が完全消滅 首位・ソフトバンクと19差 3位・ロッテとも6・5差
スポーツ報知
- ニュース
2024.9.10(火) 21:06
◆パ・リーグ オリックス1―4ロッテ(10日・京セラドーム大阪)
オリックスが3位・ロッテに逆転負けを喫し、CS圏内まで6・5ゲーム差をつけられた。首位をひた走るソフトバンクも楽天を下し、首位と19ゲーム差となり、この日でリーグ4連覇の可能性が消滅。21年から3年連続リーグ優勝に輝き、22年には日本一を達成した王者が、ペナントを逃した。
2回に杉本が先制の10号ソロを放ち、4年連続の2ケタ本塁打を記録。しかし先発・エスピノーザが誤算だった。「序盤はいい感覚で投げられていましたが、4回のところがすべてだと思います」と先頭のソトに同点ソロを浴び、さらに2点を失った。来日最短の3回2/3を3失点で降板。「すごく悔しい」と責任を背負った。打線は唐川に5回まで1得点。6回以降は継投にかわされた。
昨年までのエースだった山本が米ドジャースに移籍。絶対的なエースを失った投手陣は春先から山崎、平野佳、宇田川ら故障者が相次いだ。打線も昨季の首位打者の頓宮が不振に陥ると、宗、中川らも本領を発揮できず。開幕からここまで20度の完封負けを喫するなど、投打の歯車がかみ合わない展開が続いた。
これで今季は126試合を消化し、58勝65敗3分けの借金7。残り17試合でCS進出、日本一に一縷(いちる)の望みをかけるとはいえ、パ・リーグを席巻してきたオリックスが、一つの区切りを迎えた。
関連ニュース
・【オリックス】阪神・岡田彰布監督が引退のT―岡田ねぎらう 19年の現役生活に「十分やろ」
・【オリックス】T―岡田が晴れやか引退会見「本当にスッキリしてユニホームを…」通算204本塁打 19年の現役生活に別れ
・【オリックス】40歳平野佳寿、来季も現役続行へ 歴代最多登板の岩瀬氏に憧れ「少しでも近づけたら、僕はうれしいです」
・【オリックス】「ナニワ四天王」最後の一人、T―岡田が今季限りで現役引退 24日京セラDでの今季最終戦で花道飾る予定
・【オリックス】宮城大弥が1失点の力投も6勝目ならず 規定投球回まで31回1/3「全然、まだ可能性はある」