【西武】3年ぶりの最下位が決定 渡辺GM兼監督代行「これだけ負けていればそういう時期も来る」

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2024.9.10(火) 21:55

高橋光成

 あっけない幕切れだった。0―0の9回2死三塁、ボーが水野に右前打を浴びてサヨナラ負け。21年以来3年ぶりの最下位が決まった。渡辺GM兼監督代行は「これだけ負けていれば、そういう時期が来る」と厳しい表情で現実を受け止めた。

 1点が遠かった。初回1死から源田が左翼線への三塁打で出塁するも、後続が凡退。伊藤の速球、スライダー、スプリットに手こずって4安打で完封されて、8回まで無失点でしのいできた投手陣を援護できなかった。監督代行は「初回のチャンスで点が取れなかった。走者を出しても、(伊藤に)ギアを上げられた時、どうにもならなかった」と悔しがった。

 最下位は決まってしまったとはいえ、18試合を残す。「順位は決まってもずっと若い選手が出ているのでモチベーションを持ってやってほしい。野手だったら1打席1打席を意味のある打席にしてほしいと思うし、投手も1球1球を集中して打たれたとしても悔いが残らないようなボールを放ってほしい」と来季を見すえていた。

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