【日本ハム】連勝が4でストップ…清宮幸太郎が土壇場で同点打も「最後のミスが本当に申し訳なかったです」

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2024.9.9(月) 08:34

猛打賞の活躍を見せた日本ハム・清宮

◆パ・リーグ 日本ハム4―5オリックス=延長10回=(8日・エスコンフィールド)

 2位の日本ハムは延長戦の末にオリックスに敗れ、連勝が4でストップした。「3番・三塁」で先発した清宮幸太郎内野手(25)は自己記録を更新する16試合連続安打、土壇場での同点打含む猛打賞を記録。敗色濃厚だった9回に3点ビハインドを追いつく驚異の粘りを見せたが、直後に救援陣が決勝点を献上し、首位・ソフトバンクとの差が再び8に広がった。

 全員の思いをバットに乗せた。清宮が甘く入ったチェンジアップを気迫で打ち返した。9回、水谷の2点二塁打で1点差に詰め寄りなお1死二、三塁。守護神・マチャドを捉え土壇場で右前へ同点打を運んだ。

 打棒が止まらない。初回2死、宮城の直球を中前にはじき返して自己最多の16戦連続安打とすると、3回2死では鮮やかに左前打。8月22日以来の3安打固め打ちで、9月の打率を5割(22打数11安打)まで上昇させた。

 悔やんだのは9回、適時打を放った直後の走塁死。一塁を回ったところで右翼手の送球を一塁手がカットし、一、二塁間で挟まれタッチアウトとなった。場面的には、あと1点でサヨナラ勝利。結果的にレイエスが四球、マルティネスが右直に終わって同点止まり。2死目が響く形となった。

 新庄監督からは「打者はヒットを打って『やった!』って気持ちで次の塁を狙う。気持ちはわかる。なのであそこは(一塁コーチの)代田コーチが早めに『ストップ』って声がけしないと」とフォローされたが「僕が悪い。せっかくチームがいい感じなのに、流れを止めてしまった」と猛省。「(安打が)どうでもいいぐらい最後のミスが本当に申し訳なかったです」と10日・西武戦からの挽回を期した。(堀内 啓太)

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