【オリックス】紅林弘太郎、不振脱出へ決勝打「もう一回、ボウズに…」西川龍馬は量産モードへ

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2024.9.3(火) 23:34

ポーズを決める西川龍馬(左)と紅林弘太郎(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス3―2西武(3日・ほっともっと神戸)

  オリックス・紅林弘太郎内野手が試合を決めた。2―2の7回2死三塁で左前へ勝ち越し打。この日までの10試合で38打数5安打と苦しんでいた正遊撃手は「本当に2か月ぐらい、全然打てなくて…。もう一回ボウズにしたろうかなと思ったんですけど、さすがに踏みとどまりました。調子が悪くなって毎回ボウズにしてたら、一生ボウズだなって思って…」と苦笑いで頭をさすった。

 不振脱出へ必死の紅林に加え、西川が絶好調。4回に7号2ランを放つなど、ここ4試合で3度目の猛打賞を記録し、計18打数13安打と量産モードだ。広島からFAで加入し、自慢のバットで苦しんできた天才打者。「最初からやれよ、という話なので。数字的にも物足りないし、何とか最後まで取り返せるように」と快打連発を約束した。

 残り22試合で3位・ロッテと5・5ゲーム差。大逆転CSを目指す中嶋聡監督も「バイーン、っていう汚いヒットですけど。勝ち越しなら気分も上がっていく。前向きに、いい方向に向かってくれたら。心配は心配ですけど」と秘蔵っ子の復調を願っていた。

 オリックス・吉田輝星投手(2番手で6回の1イニングをしのぎ、4勝目。11試合連続無失点)「1試合も落としていい試合はない。(リリーフ陣は)常にワンチームみたいな感じ。投げられるだけ投げて、勝てたらいいと思います」

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