【西武】ロッテ戦の連敗を16でストップ 渡辺GM兼監督代行「長かったなというか」
スポーツ報知
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2024.8.29(木) 22:15
◆パ・リーグ ロッテ0―8西武(29日・ZOZO)
見続けてきた悪い夢から西武がようやく覚めた。上田が最後の打者を仕留めた瞬間、今季初めてZOZOの三塁側ベンチでナインの歓声が上がり、笑顔がはじけた。
同カード最多の8得点を挙げてのゼロ封勝ちで開幕からのロッテ戦連敗を16でストップ。降りしきる雨に打たれながら、ベンチの最前列で身を乗り出して指揮を執った渡辺GM兼監督代行は「長かったなというか…。プロとしてあってはならないことだから」としみじみとした口調で振り返った。
イヤな雰囲気を佐藤龍が一振りで振り払った。初回2死三塁。初対戦となるサイヤング賞左腕・カイケルが投じた真ん中の141キロのツーシームを一せん。打球は左翼席へ伸びる先制の4号2ランになった。「打った瞬間、気持ちいいと思うくらい確信できる本塁打でした」とうなずいた。さらにはこの日、左太もも裏肉離れの故障がいえて約3か月ぶりに復帰した平沼が即5番・三塁で先発し4安打2打点。監督代行は「機能してくれた」と満足げに話した。
前夜の同戦は初回に3点を先制しながら8回に平良、12回にボーの暴投で痛恨の失点。この2人が7、8回に登板して無失点で切り抜けた。「すぐに結果を出してくれてよかった。(前日のことを)早く忘れてほしいと」と監督代行。その期待に応える好投だった。
連敗は止まったとはいえ、9月は24試合中8試合もロッテ戦を残す。「まず1試合1試合勝っていくだけ」と監督代行。最後の最後までファイティングポーズは崩さない。
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