【ソフトバンク】9連戦の先発ローテ固まった カギは15日西武戦 新人右腕か支配下ホヤホヤ左腕か

スポーツ報知

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2024.8.9(金) 16:44

ソフトバンク・大山陵

 10日の楽天戦(みずほペイペイ)から今季唯一の9連戦に挑むソフトバンク。その先発ローテーションが9日、おおむね明らかになった。スポーツ報知の予想は以下の通り。

 ▼楽 天戦(10~12日)=有原、スチュワート、大関

 ▼西 武戦(13~15日)=モイネロ、大津、大山

 ▼ロッテ戦(16~18日)=石川、有原、スチュワート

 8日のロッテ戦で5回1安打無失点と好投した石川は、来週も先発する。みずほペイペイで取材に応じた倉野投手コーチは「石川はもう一回、9連戦中の先発が確実にある」と説明。8日の試合後、小久保監督も「9連戦を見据えて5回で切り(降板させ)ました」と話している。中6日で15日の西武戦に回る可能性もあるが、中7日の16日に再びロッテ打線と対決するシナリオが有力だ。

 その15日の西武戦は、ドラフト6位ルーキー右腕・大山が登板する可能性が高い。8日のウエスタン・リーグ中日戦で登板して、2回4安打3失点の内容。倉野コーチは「映像を見ました。良かった部分と課題になった部分っていうのは、はっきりした」と話した。ただしこの日の1軍投手練習に参加した本人は「直球、フォークが良くなると、横の変化が崩れることがある。スライダーだけ修正が必要というのが見えた。難しいことじゃない」と微調整で乗り切ることは可能というジャッジだ。

 一方で、三浦、前田純の抜てきも「ゼロではないです」と倉野コーチ。「(いわゆる)谷間と言われる空きが出るなら、三浦、前田純も含めて、状態の一番いい人を選びたいとは思っている」と7月24日に支配下登録された両左腕のいずれかがプロ初先発する可能性を否定しなかった。両左腕の直近は、三浦は6日のウエスタン中日戦で6回7安打3失点。前田純は7日の同カードで5回1/3を6安打1失点。間隔的に15日の登板は問題ない。

 現在のマジックは34。9連戦で数字を減らせるかどうかは、ひとえに中継ぎを含む投手陣の奮闘と、倉野コーチのマネジメントにかかっている。

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