【ソフトバンク】佐々木朗希攻略でM34 6カード連続勝ち越し 山川穂高パ最速20号でロッテと11差

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2024.8.8(木) 21:19

7回1死、左越えに20号本塁打を放った山川穂高を迎えるホークスベンチ (カメラ・越川 亘)

◆パ・リーグ ロッテ3―6ソフトバンク(8日・ZOZOマリンスタジアム)

 ソフトバンクが6カード連続勝ち越しでマジックを2つ減らして「34」にした。貯金を今季最多タイの32に戻し、2位・ロッテとのゲーム差を後半戦最多タイの11とした。

 ロッテ・佐々木対策がズバッとハマった。追い込まれるまでは狙い球を絞り、追い込まれればなるべく6球以上投げさせる戦術が奏功。2回は2死一、三塁から牧原大が2ボール1ストライクから甘いフォークを叩いて右中間2点二塁打。3回も2死一、三塁で柳町がカウント1―1から左前適時打を放った。

 先発は6月16日の阪神戦(みずほペイペイ)以来の登板となった石川。91球と球数は費やしたが、丁寧な投球で5回1安打無失点で3勝目を挙げた。

 7回には1死から山川が沢村の直球をとらえ、パ最速の20号ソロを左中間席へ。ZOZOでは4月25日以来の「どすこい」を幕張の夜空に響かせた。2死からも正木が左翼席に運ぶ2号ソロ。この時点で柳町、正木、広瀬の“慶応3兄弟”の今季本塁打数が「2」で、だんごのように3つ並んだ。

 8回にヘルナンデスが3安打を浴びて2点を返されたが、9回に栗原が12号ソロで突き放した。

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