右足関節外側じん帯損傷で離脱していた日本ハム・水野達稀内野手（２４）が、６日の楽天戦（楽天モバイル）から約１か月半ぶりに昇格することが５日、分かった。新庄監督から開幕前に正遊撃手として指名され、前半戦の躍進を支えた男が、政権初のＡクラス入り、上位猛追に向けて帰ってくる。

　３年目の今季は開幕から６０試合に出場。安定した守備とリーグ２位７三塁打を誇る俊足、得点圏打率３割８厘の勝負強い打撃で同学年の万波らとけん引。しかし６月２１日・楽天戦の走塁時に患部を負傷。ファン投票１位で初選出された球宴も無念の出場辞退となった。

　リハビリを経て７月２６日に２軍で実戦復帰し、４日のイースタン・巨人戦では２番・遊撃で２安打２打点。復帰後６試合は打率３割８分９厘、無失策でＧＯサインが出た。現在２位と３差の３位。まずは直接対決で４位の楽天を突き放すべく、起爆剤として期待がかかる。

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