【西武】今季6度目の5連敗で借金は36に 渡辺GM兼監督代行「終盤に逆転できればと思ったが逃げられた」
スポーツ報知
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2024.8.2(金) 22:16
◆パ・リーグ 西武2―3楽天(2日・ベルーナドーム)
あと1点が届かない。9回、則本に3者凡退に仕留められて万事休す。今季26度目の1点差負けで借金は最多の36にふくらんだ。渡辺GM兼監督代行は「何とか終盤に逆転できればと思ったけど、逃げられちゃった感じ」と悔しがった。
3回に野村大の2号ソロ、4回にガルシアの適時二塁打で1点ずつを挙げたが、他にも好機はあった。2回は1死一、二塁、6回は無死一塁をつくったがともに二ゴロ併殺打。8回1死二、三塁では蛭間、山村が凡退した。渡辺GM兼監督代行は「真っすぐをしっかり打ち返せるようにならないと。ちょっと差されているから抜けそうな当たりも取られてしまう。真っすぐにたいするアプローチが弱い感じ」と分析した。
この日のスタメンは9人中5人が20歳代。150キロ台の速球は今や当たり前。渡辺監督代行は将棋の香車に例えて真っすぐに力負けしない強いスイングを求める。「若いチームなので香車でもいい。真っすぐが来たら打ち返せる選手にならないと。中堅、ベテランになっていくにつれてそこは落ちてくる。強い打球を目指していってほしい」。この日は59歳の誕生日。試合前には「来年還暦だよ」と苦笑していたが、真っすぐに力負けしない打者の出現が何よりのプレゼントになる。
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