ロッテ種市・5回まで完全投球も突如崩れ6失点 岩本氏が原因に迫る「四球が出た瞬間に…」

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2024.7.29(月) 06:00

ロッテ・種市篤暉(C)Kyodo News

◆ 6回にまさかの大乱調…「空気が違うな、継続しているものと違うな」

 後半戦最初のカード勝ち越しを狙うロッテは28日、楽天と対戦し7-8xとサヨナラ負けを喫した。打線は4回と5回の2イニングで6点を奪い、投げては先発の種市篤暉が5回まで走者を許さない完全投球を見せる。しかし種市は6回、先頭の村林一輝に四球を与えると、二者連続安打で無死満塁のピンチを背負う。小郷裕哉に犠飛を打たれ1点を失い、さらに中島大輔の適時打と辰己涼介の3ランで1点差まで迫られた。この後、浅村栄斗に四球を許した所で種市は無念の降板となった。

 完璧な投球を続ける中、6回に突如6失点を喫した種市。28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では大乱調の原因に注目が集まった。

 仁志敏久氏が「5回まで45球でパーフェクトだったが、6回に急に崩れた。何が変わってこうなったのか」と疑問の声を上げると、岩本勉氏は「5回が終わってからグラウンド整備が行われ、真新しい空気が流れるという環境の変化がある。おそらくシャツやユニフォームも着替え、自分の身の回りの変化もあったと思う。6回表が三者凡退に終わり、種市がマウンドに上がって空気が違うな、継続しているものと違うなと思ったのか、四球が出た瞬間に急ぎが生まれた」と種市の心境の変化を分析。さらに「楽天打線が初球や2球目を打ち始め、悪循環が勃発したように感じた。負のスパイラルはなかなか抜け出すことができず、リリーフにもそのまま悪循環が伝わってしまう」と後続の投手への影響についても言及した。

 最後に仁志氏は「前回は立ち上がりが悪かったが、今日は完璧だった。すごくもったいないので、また次に期待したい」とエールを送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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