【ロッテ】首位ソフトバンクに敵地で逆転勝ち 6ゲーム差に吉井理人監督は「あしたが大事」

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2024.7.15(月) 22:15

ソフトバンクに勝利して、西野勇士とタッチをする吉井理人監督(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク5―8ロッテ(15日・みずほペイペイドーム)

 ロッテが逆転勝利をおさめて、最大12・5ゲーム差あった首位ソフトバンクとの差を6とした。

 1―2と1点を追う7回、ソフトバンク先発の大関から先頭の佐藤が右中間二塁打。中村奨は四球、高部は右前打で無死満塁とした。

 代わった2番手の杉山から田村が押し出し四球で同点。代打・藤岡は空振り三振に倒れて1死満塁で岡も押し出し四球で勝ち越し。なおも1死満塁で小川も押し出し四球で3点目。途中出場した藤原の右犠飛で4点目。さらに2死二、三塁からソトが左翼へ11号3ランを放ち、この回7得点。7回に1点、9回に2点返されたが、守護神の益田が反撃を断ち切った。

 4回までに2失点も、7回5安打3失点の力投で7勝目を挙げた先発の西野は「今日の試合にかける思いはすごくあった。大事な初戦で気合いも入っていた。とにかくゲームをつくることだけ、集中していきました」と安どの表情を浮かべて、大粒の汗をぬぐった。

 14日のオリックスとのナイター(ZOZO)から一夜明けて、羽田―福岡間を空路で移動して臨んだ試合は、疲労を考慮して全体練習なし。吉井監督は「結構、こういう移動ゲームの、ちょっと疲れ気味の時の方が集中力が上がったりするので。皆さんも経験があると思うけれど、徹夜明けの方が集中力が上がったりすることがあるじゃないですか。まあ、あんな感じです。だから、あしたが大事になる。あしたもしっかりみんなでやっていきたい」と16日のカード2戦目を見据えた。

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