【ソフトバンク】17年夏V花咲徳栄の同学年初対決 長谷川威展VS西川愛也 前夜は2人でイチャコラ?

スポーツ報知

  • ニュース

2024.7.4(木) 23:23

9回に登板する長谷川威展(カメラ・谷口 健二) 

◆パ・リーグ ソフトバンク0―4西武(4日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンク・長谷川威展(たけひろ)投手と、西武・西川愛也(まなや)外野手の初対決が実現した。

 2017年夏の甲子園を制覇した埼玉・花咲徳栄の同学年が、18・44メートル間でにらみ合った。ファームでも対戦がなく、正真正銘のプロ初対決。ソフトバンク0―2の9回、4番手・長谷川が1死三塁とピンチを背負うと、打席には西川が立った。

 長谷川「1死三塁でしたけど『よっしゃ来た!』みたいな感じでした」

 西川「ちょっとワクワクというか、そういうのすごくありました」

 しかし長谷川は外角球をストライクゾーンからわずかに外し続け、ストレートの四球を与えてしまった。

 長谷川「ストライク、いきたかったですねえ。強打者にビビったッス」

 西川「きのうの夜『この辺(胸元)いくから』って言ってたのに、ぜんぶ外でしたね。めっちゃ打ちたかったです。でも楽しかった」

 長谷川は松原と滝沢に適時打を浴びて、移籍後ワーストタイの2失点。一方の西川は2日の同カード(東京D)でも、有原から特大の1号2ランを放ち、この日も2安打。3、9回とも出塁し、チームの得点を演出した。

 長谷川「ちゃんと、あの時(3年夏は全国制覇したチームの主軸打者とベンチ外)の関係性のパフォーマンスでしたね。あっちが2安打して、こっちは2点取られて…」

 それでもソフトバンク・小久保裕紀監督は、6月23日のロッテ戦(みずほペイペイ)以来、中10日の登板となった長谷川を「ちょっと空きすぎていたので、きょうだけでは判断しないです」と擁護。5日の楽天戦以降も1軍戦力としてベンチに入れることを明言した。

 長谷川「言い訳はできないんで。しっかりこの壁を乗り越えたいですね」

 ところで西川が活躍できたのには、ある“特別な理由”があったのだという。

 西川「きのう2人でメシに行った後、謎に『マッサージしてやる』って言われて。あいつの家にお邪魔して、1時間もされました。『最高の状態で勝負したいから。コンディション不良で勝負したくないから』って。逆にむこうのコンディションがあまり良くなかったです(笑い)」

 長谷川「あいつ、何でもしゃべりますね(笑い)」

 両選手は「もう一回対戦したいですね」と声をそろえた。やはり花咲徳栄の同学年で17年夏の優勝投手でもある中日・清水達也投手は、長谷川を「打って、投げて、笑いも取れる三刀流」と評しているが、西川も「めっちゃオモロい。左のAB型、天才肌です」と絶賛。今後も仲良しすぎる3人の関係性と、プロで紡ぐそれぞれの物語に注目だ。

関連ニュース

【ソフトバンク】最少タイ4安打で6度目零敗 9カードぶり勝ち越せず50勝お預け 大関友久は初黒星
【ソフトバンク】和田毅、AIに「優勝できますか」その回答は?…マイクロソフト社と施設命名権契約
【球宴】ソフトバンク・山川穂高マジ?「盗塁目指す」プロ唯一の成功はラッキーな“スタンディング二盗”
【ソフトバンク】大関友久、開幕6連勝へ「栗原さんに期待。ホームラン楽しみ」7・4バースデー弾おねだり
6日にもマジック54!ドすご~い12.5差にドすご~い97勝ペース!「泣きそう」な主砲が自己最長ブランク弾!

記事提供:

スポーツ報知