【ソフトバンク】逆転勝利で59年ぶり快挙達成 2位とは今季最大8ゲーム差 貯金も今季最多タイ21

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2024.6.12(水) 05:00

7回、中村晃の勝ち越し2点打に歓喜するソフトバンクナイン(カメラ・朝田 秀司)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク4―2ヤクルト(11日・みずほペイペイドーム福岡)

 鮮やかな逆転勝利でソフトバンクが59年ぶりの快挙を成し遂げた。2点を追う7回、先頭から4連打で同点として、なおも1死二、三塁。中村晃が決勝の中前2点打を放ち、拳を突き上げた。「つないでつないで大チャンスで回ってきたんで」とヒーローが照れ笑いを浮かべると、小久保監督も「あの回の集中力!」と強力打線をたたえた。

 本拠地で11連勝。主催試合は13連勝で、南海時代の1965年に1分けを挟んで15連勝(いずれも大阪球場)して以来、59年ぶりの勝ちっ放しだ。当時「当然生まれてない」という指揮官は「お客さんに何か一つでも『良かったな』と思って帰ってもらいたい」と地の利を与えてくれる満員のファンに感謝した。

 2位のロッテと今季最大の8ゲーム差。貯金も今季最多タイの21に戻した。当然チーム状態は明るい。4回から6回まで3イニング連続併殺を喫していたが「日本記録っていくつなんですかね?」と奈良原ヘッドと談笑するほどだ(2リーグ制以降は「6」が最多)。「あんまりなかった6連戦が3週続いている。選手も疲れがくると思う。そこをうまくマネジメントしたい」。泰然と構えるミスター・ホークスが、さらなる連勝街道に導く。(田中 昌宏)

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