【ソフトバンク】今季初3タテ…得点は21→12→1→0→1 山川穂高の無敗神話終幕 無死満塁で無得点

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2024.5.26(日) 16:49

3回1死満塁、ソトに先制の2点打を浴びた先発のカーター・スチュワート・ジュニア(右端、捕手は甲斐、0番は二塁走者の荻野)(カメラ・泉 貫太)

◆パ・リーグ ロッテ7―1ソフトバンク(26日・ZOZOマリンスタジアム)

 ソフトバンクがロッテに競り負けて、今季初の同一カード3連敗を喫した。3連敗は今季2度目。6点差の黒星は4月16日の日本ハム戦(エスコン)の4点差(1―5)を超える今季最大点差となった。

 これで12球団最速の30勝を目前に3日連続の足踏み(29勝13敗2分け)。勝率も12日ぶりに7割を切って6割9分となった。

 やはり大勝の反動は大きかった。21、22日の楽天戦で21―0、12―0と快勝。2日で33得点と爆発した鷹打線だったが、千葉では1―3、0―2、1―7と3試合でわずか2得点。打線が完全に冷え切った。

 鷹党のため息を誘ったのは2点を追う7回だ。ロッテはブルペンデー。先頭から5番手・沢村に3四球をプレゼントされたが、代わった鈴木に、続く代打・中村晃が投ゴロ併殺打。続く三森も遊ゴロに倒れ、逆転のチャンスがついえた。

 8回は2死一塁から山川が右中間フェンス直撃の適時打(単打)を放ち、一塁から柳田が一気生還。だが、それが唯一の得点。山川が打点を挙げた試合は、ここまで19勝1分けの無敗だったが、21試合目の初黒星となった。

 なおも2死満塁と、一打逆転のチャンスをつくったが、川村は8番手・益田に見逃し三振に仕留められた。

 柳田が前回に3連敗した1日の楽天戦(みずほペイペイ)、3、4日の西武戦(ベルーナ)以来の3試合連続無安打。2四球を選んだが、Hマークはともらなかった。これで柳田が無安打の試合の連敗は「8」まで伸びた。

 また、周東が22日の楽天戦から4試合連続無安打。リードオフマンに元気がない。

 投手陣は、またソトにやられた。先発・スチュワートが3回1死満塁で先制の中前2点打を献上。8回にも松本裕が2点二塁打を浴びた。「ソト選手に打たれてしまったタイムリー以外は、粘り強く投げることができたと思います。四球が多く球数が多くなってしまったのは反省です」と5回4安打3与四球2失点、105球の投球を振り返った。

 25日もソトに5号ソロを含む2安打1打点2得点と、全得点に絡む活躍をされている。

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