【ロッテ】佐々木朗希が今季4勝目 強力ソフトバンク打線を7回1失点に封じる「粘りながら投げることができた」

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2024.5.24(金) 22:21

ヒーローインタビューに登場した(左から)適時打の高部瑛斗、勝ち投手の佐々木朗希、適時打の岡大海(カメラ・今成 良輔)

 ◆パ・リーグ ロッテ3―1ソフトバンク(24日・ZOZO)

 ロッテの佐々木朗希投手が7回5安打1失点、8奪三振の好投を見せ、今季4勝目を挙げた。お立ち台で「本当に力のある打線だと思っていたので、初回に点を取られてしまったんですけど、なんとか粘りながら投げることができました。ソフトバンク打線もすごいですけど、多分ロッテ打線の方がもっとすごいと思います」と笑みを浮かべた。

 相手は直近2戦で33得点の強力ソフトバンク打線。佐々木は、初回1死から158キロの直球を今宮に左前打を許すと、3番・柳田を空振り三振にしたが、4番・山川には初球の159キロを右前に痛打され、2死一、二塁のピンチ。続く5番・近藤には高めの143キロのフォークをレフトオーバーの適時二塁打にされた。さらに2死満塁で迎えた7番・リチャードにはフォーク3連投で空振り三振にし、最少失点で切り抜けた。初回だけで35球を要したが、要所を締める投球で7回を119球で5安打1失点にまとめた。

 チームはソフトバンク戦は今季1勝5敗。チーム打率1割6分3厘と苦戦していたが、負けじと佐々木を援護した。1点ビハインドの2回。先発・モイネロから先頭・池田が左中間二塁打で出塁すると、1死二、三塁から小川の遊ゴロで同点。直後に岡が中前適時打を放ち、逆転に成功した。5回には2死二塁から高部の中前適時打で追加点を奪った。

 9回は守護神・益田が締め、チームは今季最長6連勝を飾った。交流戦前は最後の登板を白星で飾った佐々木は「(次は)交流戦になるので、しっかり自分のピッチングをしてチームが勝てるように頑張ります」と、力を込めた。

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