【ソフトバンク】みずほで“預金”増えた!本拠地新名称初戦で今季初サヨナラ勝利!川瀬晃が決めた!

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2024.4.27(土) 17:28

7回2死二塁、代打・中村晃(7)が右前同点適時打を放ち、ベンチでナインに迎えられる(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク2x―1西武=延長10回=(27日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが本拠地名称を「みずほペイペイドーム」として迎えた最初の試合で、今季2度目の4連勝を今季初のサヨナラ勝利で飾った。ここまで蓄えていた“預金”が、さらに1増えて「9」となった。

 延長10回、先頭の周東が左翼線上に落ちた打球がスタンドに飛び込むエンタイトル二塁打で出塁。今宮が投前犠打で送ると、柳田は申告敬遠。1死一、三塁で川瀬が増田から劇打を放った。

 0―1の7回2死二塁から代打・中村晃の右前適時打で同点に追いついた。今井のスライダーを痛打した左打者は「最近、自分の仕事ができていなかったので、この大事な場面で何とかしたいという気持ちだけでした。代打での起用に結果で応えることができて良かったです」と胸を張った。

 先発のモイネロは7回3安打1失点。来日最多の108球を投げ、3回先頭の金子に浴びたソロのみに抑えた。2番手・松本裕は同点の8回に登板して1イニングを無失点。開幕12試合連続無失点かつ12試合連続ホールドとなった。

 プロ野球の1軍本拠地として初めてダブルネーミングライツを採用したと発表したのは25日。この日、公式戦で初お目見え。本塁とバックネットの間の人工芝に「MIZUHO」のロゴが描かれ、ドームで流れる公式球団歌「いざゆけ若鷹軍団」のかけ声も「勝(かち)どきあげろ、ペイペイドーム!」から「―みずほペイペイドーム!」と変わった。

 この日の西武の先発は右腕の今井。これで相手先発が右投手なら引き分け2試合を挟んで10連勝。今季初めて右投手(エスピノーザ)と対戦した3月30日のオリックス戦は0―2で敗れているが、以降12試合は10勝2分けと圧倒的な勝ちっぷり。山川、ウォーカーと右の大砲2門が新加入したが、やはり柳田、近藤ら鷹の屈強な左打者陣は、他球団の右投手にとって脅威だ。

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