【オリックス】14四死球で先発全員安打も今季初ドロー 中嶋聡監督「よく分からない試合ですね…」

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2024.4.21(日) 05:00

延長11回無死一塁、渡部遼人が捕邪飛に倒れて肩を落とす中嶋聡監督(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―3オリックス=延長12回=(20日・ペイペイドーム)

 オリックス・中嶋監督は「よく分からない試合ですね…」と総括した。今季最長の4時間46分を戦い抜き、初の引き分け。「14四死球で負けない。でも、勝ちきれない。難しい。分からないです、本当に」と“不思議なドロー”とした。

 先発・東が右手中指のマメをつぶし、5回で降板。大事には至っていないとみられるが、結果的に救援陣を送り込んだ6回が誤算だった。山田、阿部の2人で計6四死球と乱れ、3点リードから一気に同点。中嶋監督は「経験のない人たちじゃないですからね」と嘆いた。打線は4回までにモイネロから3点。先発全員安打も記録しただけに、投打の歯車がかみ合えば会心だった。

 4カード連続勝ち越しを逃し、借金完済は持ち越し。来日後初の2イニングで走者を1人も許さなかった新助っ人・マチャドの奮闘に、新人・古田島も11回2死満塁をしのぐなど、収獲もあった。いくら走者を出そうと、決壊を防いだのも事実。前に進むしかない。(長田 亨)

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