【ソフトバンク】有原航平、国内FA権取得「まず」6年過ごした日本ハムに「感謝いたします」鷹2年目
スポーツ報知
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2024.4.18(木) 15:45
ソフトバンクの有原航平投手が18日、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。
有原は球団を通して「まず北海道日本ハムファイターズに入団し、良い時も悪い時も見守ってくださった当時の監督・栗山英樹さん、お世話になったファイターズのフロント、スタッフ、コーチの皆様に感謝いたします。また、福岡ソフトバンクホークスに迎えていただき、チームの皆様のサポートにも心より感謝いたします。支えてくれた皆様のおかげで本日FA権を取得する事が出来ました。今後も、チームのために自分ができることを精いっぱい、目の前の試合を全力で戦っていきたいと思います」とコメントした。
有原は広島市出身。広陵高、早大を経て、2014年ドラフト1位で日本ハム入り。1年目の15年から8勝を挙げて最優秀新人賞を受賞。翌16年に初の2ケタとなる11勝を挙げ、19年は15勝で最多勝に輝いた。20年オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ・レンジャーズに移籍。メジャーでは21年の2勝が最多で、22年オフに自由契約となり、23年1月にソフトバンク入りが発表された。昨季はチーム最多の10勝を挙げた。
有原は今季開幕前の段階で国内FA権取得まで残り「17日」となっていた。3月29日の開幕戦(対オリックス)で勝利投手となった翌30日に出場選手登録を抹消されたが、4月9日に再登録。今季から導入された「先発投手特例(投げ抹消)」の適用で実際の登録日数以外に6日間の登録日数が付与され、この日の取得となった。
【FA権の先発投手特例・投げ抹消(2024年~)】先発登板した投手が、登板翌日以降、6日以内に登録抹消され(不調や故障を除く)、抹消された日から14日目以内に先発登板した場合、先発登板間(救援登板日を除く)の登録日数が6日あったものとみなし、登録不足日数を付与する。なお、他の先発投手特例と重複の適用はしない。
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