◆パ・リーグ　オリックス―ソフトバンク（３１日・京セラドーム大阪）

　ソフトバンクの周東佑京内野手が今季初安打から即二盗を決めた。

　３回２死。この日の２打席目で、オリックス先発・田嶋の初球直球でセーフティーバント。やや強い打球が三塁・宗の前に転がったが、そこは周東。俊足を生かして一塁を間一髪セーフで駆け抜けた。

　直後、田嶋がけん制球を挟んだ次打者・今宮の初球。アンツーカーの端に左足を置く大きなリードから、周東がスタートを切る。捕手・森の二塁送球はワンバウンドとなり、悠々二塁セーフとなった。

　周東は２９日のオリックスとの開幕戦は４打席無安打で出塁なし。３０日のカード２戦目は初回先頭として死球で出塁。次打者・今宮の２ボールからの３球目で二盗を決めている。スタートがやや遅れ気味で捕手・森は二塁キャンパス付近に投げる完璧な送球を見せたが、周東の足が勝った。以降の打席は３打席凡退に終わった。

　つまり周東は開幕からここまで２度出塁し、いずれも二盗に成功している。３試合で２盗塁は、１４３試合換算で９５盗塁。目標として掲げた「１００盗塁、盗塁成功率１０割」も現実不可能な数字ではない。

関連ニュース

・【ソフトバンク】モイネロは責められない…完投２失点で強力打線の援護なし　チーム４年ぶり開幕カード黒星
・【ソフトバンク】開幕投手が翌日登録抹消　相性悪い仙台での登板を回避
・山川穂高が２球団開幕４番弾　不祥事で公式戦から遠ざかるも５４５日ぶりアーチで小久保監督に１勝プレゼント
・【ソフトバンク】小久保裕紀監督、ウィニングボールは特別？「そら、そうです」　決勝弾の山川穂高に感謝
・【ソフトバンク】小久保裕紀監督、初陣白星！チームは開幕戦８年連続勝利　山川穂高が決勝どすこいソロ