【西武】今井達也が7回11三振、無失点で今季初勝利「本当に楽しかった」
スポーツ報知
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2024.3.29(金) 22:00
◆パ・リーグ 楽天0―1西武(29日・楽天モバイル)
楽しんでいた。重圧がかかるはずの初めての開幕投手。西武・今井達也はマウンドで笑みすら浮かべていた。楽天先発の早川とは作新学院高3年時の2016年夏の甲子園準々決勝で対戦し、3対1で投げ勝っている。「絶対に投げ勝ってやろうと思った」。リベンジを許すわけにはいかなかった。
初回、先頭の茂木をこの日最速となる157キロの速球で空振りの三振に仕留めると、長髪をなびかせながら勢いに乗った。速球がうなり、スライダーが切れる。外野の頭を越える当たりはなし。2安打、11奪三振で7回を無失点にまとめた。「本当に楽しかった。三振もイニングより多く取ることができました」と充実した表情を浮かべた。
楽天戦は21年から10連勝。チームに3年ぶりの開幕戦勝利をもたらした。「シーズンのいいスタートが切れたと思います」。エースで“ロンゲ部”部長の高橋が右肩の張りで出遅れる中、副部長の今井が先発陣を支えていく。
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