楽天・荘司、復帰登板で4回途中無失点 4者連続含む毎回6K、右膝の不安一掃

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2024.3.23(土) 15:18

楽天・荘司康誠

◆ 降板後、今江監督と笑顔でタッチ

 楽天の2年目・荘司康誠投手(23)が23日、巨人とのオープン戦(東京ドーム)に先発登板。4回途中2安打無失点、毎回となる6奪三振の快投を見せ、有力視されている開幕2戦目の先発登板へ弾みをつけた。

 初回は1番・佐々木を3球三振に仕留めるなど3者連続三振の圧巻スタート。立ち上がりから150キロ超えを連発し、スプリットやカットボールなど変化球の精度も完璧だった。2回も先頭の4番・岡本和を空振り三振に仕留め初回から4者連続奪三振をマーク。二死から6番・大城に中越え二塁打を許したが、続く7番・泉口は捕邪飛に仕留めた。

 3回は二死三塁で2番・門脇を、最後は内角に食い込むカットボールで空振り三振斬り。4回は四球を許したものの危なげなく二死を奪い、球数が60球を越えたところで降板となった。3月9日の日本ハム戦(静岡)以来の実戦登板で3回2/3で61球、2安打無失点、6奪三振1四球の快投。ベンチに戻り今江監督と笑顔でタッチを交わした。

 荘司は対外試合10イニング連続無失点と春季キャンプ中から好調だったが、3月9日の日本ハム戦で右膝の違和感を訴え1回2失点で降板。先発予定だった16日のヤクルト戦(神宮)は大事を取って登板を回避していた。シーズン開幕が6日後に迫る中で不安を一掃する快投。このまま中6日で、30日に本拠地・楽天モバイルで行われる西武との開幕2戦目に先発登板することになりそうだ。

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