【ロッテ】開幕投手・小島、5回1失点の粘投に手応え「この試合がくるまでは心配でした」
スポーツ報知
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2024.3.22(金) 22:02
◆オープン戦 中日―ロッテ(22日、バンテリンドーム)
ロッテの開幕投手に内定している小島和哉投手が先発し、粘りの投球を見せた。初回に先制を許すも、計84球で5回を3安打1失点にまとめた。前回登板(15日)は4回を投げ、8安打5失点と課題を残す投球だっただけに、登板後は「今週のこの試合が来るまではコンディションはだいぶ心配でしたけど、(今日は)それらしい感じではこれた」と手応えを口にした。
初回は先頭・三好を四球で塁に出すと、後続を遊ゴロ、三ゴロで2死を取ったが、4番・中田には147キロの直球を中前適時打にされた。以降、4回までは毎回ランナーを出す展開となったが、要所を締めて無失点。5回は代打・近本を左飛、1番・三好を遊飛に打ち取ると、最後の田中はスライダーで見逃し三振にし、3人でピシャリと抑えた。
原点回帰で復調した。4回8安打5失点と乱調した前回からは投球フォームを見直し。投手コーチ時代の吉井監督に教わった「逆傾斜」を用いたとし、「色々、上と下のバランスがあんまり合ってない感じがしたので、色々思い出して、さかのぼって、吉井さんに1、2年目ぐらいに教わった基礎的な練習をちょっと入れたりして、それでだんだんとよくはなってきた」と明かした。
チームは、初回に先制を許した直後の2回、ソトの左翼席へ飛び込む同点ソロで追いついた。6回2死一塁の場面で5番・ソトが右前2塁打を放つと、代走・和田が激走を見せ、勝ち越しのホームを踏んだ。
2年連続で開幕投手の大役を務める左腕は「あとは気持ちの整理と細かい修正をしていけば大丈夫だと思います」と、開幕に向けて力強く言い切った。
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