【オリックス】21歳右腕がオープン戦最終登板で課題残す3失点 被弾に2盗塁許し「少しずつ成長していければ」

スポーツ報知

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2024.3.20(水) 05:00

5回途中3失点で降板した山下(左、カメラ・堺 恒志)

◆オープン戦 DeNA3―0オリックス(19日、横浜)

 オリックス・山下舜平大投手(21)がオープン戦最終登板で“宿題”を持ち帰った。今季最多99球を投げたが、消化したイニングは4回2/3。実戦4試合目で、7安打3失点はいずれもワーストだ。2盗塁を許し、クイックにも課題。3者凡退は1度もなく、3四球と制球もやや乱れた。「どちらかを捨てないといけない状況なので。クイックが速くていいボールがいくように、練習していこうと思います」と前を向いた。

 昨季は16試合でわずか2被弾だが、3回には牧に153キロをバックスクリーンへ運ばれた。2盗塁はともに初球。中嶋監督は「クイックのタイムも最悪。気にはして、やってると思うんですけど」と改善を求めた。

 開幕2カード目の西武戦(4月2日・ベルーナD)先発が有力。この日最速は157キロを計測し、プロ初の中5日で大崩れしなかったことも事実だ。「一気に良くはできないので、少しずつ成長していければいいと思います」。26日の2軍戦で総仕上げを予定。堅実に前進する。(長田 亨)

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