オリックス・山岡泰輔投手（２８）が１４日、先発争い生き残りへ「１００球の壁」を乗り越えることを誓った。開幕ローテ入りした昨年は７月途中まで１２試合に先発し、１００球超えが２度。平均投球回も５・４７回にとどまった。１５日のロッテ戦（ＺＯＺＯ）は１００球が目安。「そういう印象をつけてしまったのは僕なので。僕にとって、すごく大事な試合になると思います」と意気込んだ。

　リリーフとしても重宝される最強ジョーカー。今季は先発調整を進め、実戦３試合で９回無失点と結果を出してきた。すでに先発陣では曽谷とともに最長の５イニングを消化。最も仕上がっている一人だ。過去に開幕投手を２度務め、１９年には１３勝４敗で最高勝率にも輝いた右腕。「結果にも内容にもこだわって投げたい。アピールしていくだけです」と、さらに競争を激しくするつもりだ。

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