ＤｅＮＡから移籍したロッテのネフタリ・ソト内野手が１３日、１軍に合流し、ＺＯＺＯで入団会見を行った。「まずこのチームに来られたこと、本当に満足してますし、うれしいです。パリーグも初めてですし、マリーンズに来られたことは非常に光栄です。このチームで優勝を目指し、頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。

　会見前には打撃練習に参加し、ポランコらと談笑する姿もあった。早くもチームになじみつつある助っ人は「佐々木朗希選手とも話してみたいですし、彼の投球スタイルが好き。今年１年間、どういった形で投げるのか楽しみにしています」と笑みを浮かべた。

　ソトは来日６年目の昨季は１０９試合に出場。打率２割３分４厘、１４本塁打、５０打点に終わり、シーズン終了後の１１月２日に左足を手術していた。経過は良好で「１か月前に走り始めた」と明かし、「足の状況はよくなっている。開幕戦に合わせていますし、それを目標に取り組んでいます」と、２９日の開幕戦（日本ハム・ＺＯＺＯ）を照準に定めた。

　ロッテは昨季加入したポランコが２６本塁打でタイトル獲得も、チーム打率は２割３分９厘のリーグ４位。長打力の向上をチーム打撃の課題としている。１８年から２年連続キングに輝いた右の長距離砲の加入で、打線に厚みが増すことは必至。会見に同席した吉井監督も「（ソトは）長打力のあるいいバッターの印象です。マリーンズは長打力が低いのが課題。そこを補ってくれる活躍を期待します」とうなずいた。

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