侍帰りの西武・平良海馬がオープン戦に登板 中日打線相手に5回2安打7奪三振と好投
ベースボールキング
- ニュース
2024.3.12(火) 14:47
西武・平良海馬[写真=萩原孝弘]
西武・平良海馬が12日、中日とのオープン戦に先発登板。5回77球を投げ、2安打2四球1失点7奪三振と好投を見せた。平良は1回から高めの直球を決め球に力強く投球。1番三好大倫をサードゴロ、2番田中幹也を高めのつり球で空振り三振に切って取る。3番ディカーソンに四球を与えるも、続く4番細川も真ん中高めの直球で空振り三振となった。
2回はボールが先行する苦しい展開。5番石川昂弥をライトフライで打ち取るも、6番高橋周平にライトへヒットを打たれる。7番鵜飼航丞は折れたバットを避けながらピッチャーゴロとするが、8番木下拓哉にライトへのタイムリーを打たれ、失点した。
しかし3回からはスライダーでカウントを稼ぎながら、徐々に自分のペースを取り戻す。1番三好が四球を選ぶも、2番田中の打席の間に二盗に失敗。ここから田中をセカンドフライ、続くディカーソンをセカンドゴロに抑え、三者凡退とした。
4回は4番細川に対して低めのスライダーが決まり見逃し三振。5番石川、6番高橋も空振り三振で、三者連続三振を奪った。
5回は7番鵜飼のバットを再びへし折りピッチャーゴロ。8番木下は高めの直球で空振り三振、9番ロドリゲスはファーストゴロと三者凡退に抑え、予定投球回を終えた。
途中制球に苦しむ様子も見られるも、中盤以降は持ち味の直球とスライダーがコースに決まり、中日打線を抑え込んだ。5回終了時にはブルペンで調整する姿も見られ、開幕ローテーション入りに向けても余念がない様子だった。