パ・リーグ6球団公式ウェブマガジン「パ・リーグ インサイト」では、オフシーズンもパ・リーグをお楽しみいただけるよう、2025シーズンの印象的なプレーに動画を添えてお届け! 月曜から金曜まで各曜日ごとのテーマに沿って毎日更新中です!
月曜日・・・心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」特集
火曜日・・・緊迫感あふれる「完封・火消し」特集
水曜日・・・野球の華!「ホームラン」特集
木曜日・・・思わずうなる!「ファインプレー」特集
金曜日・・・劇的な幕切れ!「サヨナラ」特集
12月25日(木)のきょうは、埼玉西武・西川愛也選手のファインプレーを特集。今季、自身初の三井ゴールデン・グラブ賞に輝いた華麗な守備を振り返ります!
幾度もチームを救ったセンターの守備
今季は124試合に出場し打率.264、10本塁打38打点25盗塁とすべてにおいてキャリアハイの数字を残した西川選手。打撃はさることながら、センターでの守備でも高いレベルでチームに貢献しました。今回はその中でも、ピンチを救った2つのプレーを紹介します。
まずは6月10日。2点をリードされた4回表、2死2塁の場面で阪神・中野拓夢選手の打球は左中間へ。やや前方を守っていた西川選手はレフト方向へ一直線に走り、飛び込みながらボールをつかみ取ります。これで追加点を阻止し、相手の攻撃の流れを止めると、チームは8回裏に4点を奪い逆転。西川選手自身も2安打を記録しました。
続いては9月15日の北海道日本ハム戦。3回裏に同点に追い付かれ、なおも2死1、3塁と一打勝ち越しの場面で、再び西川選手のビッグプレーが生まれます。センターやや右寄り、低い弾道の打球でしたが、しっかりと合わせてダイビングキャッチ。ギリギリに飛び込む勇気とボールを離さない球際の強さが光ったプレーとなりました。
俊足強肩のセンターとして、頼れるリードオフマンとして大きな飛躍を遂げた西川選手。来季は横浜DeNA・桑原将志選手の加入など、外野陣も強化される中、さらに結果を残していけるか。来季も楽しみな存在です。
