【日本ハム】「浅間の1ミリ」で2戦連続猛打 新庄監督「いいところを見せてくれた」

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2024.2.24(土) 05:40

5回に中前適時打を放つ日本ハム・浅間

◆練習試合 日本ハム4-3サムスン(23日・名護)

  日本ハムの浅間大基外野手(27)が23日、韓国サムスンとの練習試合(名護)で2本のタイムリーを含む3打数3安打2打点の大暴れ。新庄監督からも名指しで評価された。2軍は24日にキャンプを打ち上げることもあり、現時点での入れ替えは見送られたが、指揮官は3月のオープン戦で招集する可能性を示唆した。

 高めの真っすぐにやや詰まりながらも、力強く中前へはじき返した。3回、1点を先制しなおも2死三塁。相手先発左腕の142キロを打ち返すと、一塁塁上で拳を握った。初回には直球を左前打、5回には1死三塁から変化球を中前適時打。「センターから反対方向に出たのが中身のある打席だった」とうなずいた。

 浅間の1ミリが好調を支える。バットのグリップ部分を1ミリ太く変更。「感覚的に細いと遊びができる。遊びができすぎていた。スイングするときに遊びがあるとブレが出る感じがあるので、しっかりとついていたほうが軌道にブレがなく、ボールをとらえにいける」。繊細な感覚で最適解を見いだし、ここ2戦で6安打6打点と結果を残している。

 新庄監督も「いいところを見せてくれましたね。浅間君は左投手から打ったのはアピールポイントになった」と評価。現時点での入れ替えは否定したが、2軍が3月1、2日にエスコンで、1軍は同2、3日に札幌Dで試合を行うため「早めにアピールした選手を呼びたいなと思います」。昨年はオープン戦で左くるぶし付近を骨折した名護で、2戦連続の猛アピール。本来の輝きを取り戻した打撃を、今度は北海道で披露する。

(山口 泰史)

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