オリックス・福田周平外野手が２２日、休日返上で汗を流した。宮崎・清武総合運度公園内の日向夏ドームで約１時間にわたって、マシン相手に打ち込み。「（昨日は）動きが悪かった。明日も試合なので。ちょっと打ちたいなと思ったら、けっこう打っちゃった」。ひげをたくわえ、ワイルドになったプロ７年目の男前は充実の表情を浮かべた。

　今キャンプのテーマは「けがをしないこと」。ここまで順調な調整を進める中、２３日からの第６クールは練習試合が増え、アピール合戦が本格化する。

　「ライバルがすごいですから。負けないように。なおかつライバル、同じポジションの選手を意識したところでその選手の結果も変わらない。起用するのも監督なので。そういうところにエネルギーを注ぐのじゃなくて、自分の打撃だったりとか技術的な自分でどうにかできるところに全集中したいなと思います」

　２２年には１１８試合に出場して、ゴールデングラブ賞も獲得したが、昨季は故障などもあり、３６試合止まり。広島からはＦＡで西川が加入し、し烈を極める外野争いに向け、存在感を示していく。

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