【オリックス】開幕投手争いがスタート…超剛腕は貪欲「球速はもう少し。回転も伸びも足りない」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.2.14(水) 18:47

ライブBPに登板する山下舜平大(カメラ・義村 治子)

 オリックスの開幕投手争いがスタートした。第4クール初日は、山下舜平大投手と宮城大弥投手がそろってライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板。ともに25球を投げ、山下が安打性3本、宮城は安打性4本にとどめ、順調な仕上がりをアピールした。

 高卒4年目の山下は昨年、初の開幕投手を務め、自己最多の9勝をマーク。この日も力強い直球とカーブを試したが「最低ラインの球速はクリアしたけど、もう少し出てほしかった。球の回転だったり、伸びだったりはまだ、もう一つ二つ足りない」と自己採点は厳しかった。

 プロ5年目で初の開幕投手を狙う宮城も直球、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークと全球種を確認。「ボールに強さ自体は伝わった。体の使い方はまだ、できていない部分をたくさん感じた」と収穫と課題を持ち帰った。

 現時点で中嶋監督の先発構想は東、田嶋を含めた4本柱。次回は初の実戦として、宮城が17日の練習試合(対日本新薬)、山下が18日の紅白戦に登板する予定だ。

関連ニュース

【侍ジャパン】パ王者・オリックスからは主軸3人が代表入り…最速160キロ右腕は初選出
【オリックス】吉田正尚「34」後継のドラ1が“プロ初打席初安打” 「崩されてしまったところもある」自己分析する余裕も
【オリックス】世界一経験のイケメン右腕がブルペン30球 フィリーズスカウト「メジャーで通用する力は十分ある」
【オリックス】オリメン候補の大器がチーム1号「自分の立場を理解して、結果を出し続けるしかない」
【オリックス】3連休で7万人超え…中嶋聡監督はファンに感謝「あまりサインとかできなかった」

記事提供:

スポーツ報知