オリックス・平野佳寿投手は「ベテラン調整」で第１クールを終えた。「何もしてないですけど…」と冗談を交え「次のクールでしっかり投げられるように（体を）つくる。延長ですね」と６日からの第２クール中の初ブルペンを想定。３月に４０歳を迎える守護神は、高卒新人の“先生役”としても貢献していた。

　この日はドラフト２位の河内や３位の東松ら、高卒新人が初ブルペン。投内連係などではルーキーズに寄り添い、細かな用語やベースカバー入り方を丁寧に伝える毎日だ。「サインプレーとか分からない子たちがいるので。教えられることは教えてあげた方がいいかなと思って、一緒にやっています」。チーム最年長の比嘉も「本当に細かいところまで教えてあげてるので。平野はすごいと思います」と舌を巻く視野の広さ。中嶋監督級の「直接指導」も、オリックスを支えている。

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