ロッテは３０日、春季キャンプ地の石垣島に到着した。報道陣の取材に応じた吉井理人監督は「温かいですね。シーズンがうまくいくようにしっかり準備したいと思っています」と笑顔を浮かべた。

　この日は、２７日に契約更改会見をした佐々木朗希投手の姿もあり、ファンからは大きな声援を浴びた。指揮官は、佐々木の調整については「彼も５年目で、３シーズンを投げている。どうやって開幕を迎えたらいいか、調整の仕方はわかっている。そこはしっかり任せていきたい」と任せる方針だ。２月末～３月頭に対外試合での実戦登板を視野に調整を進めるという。

　佐々木は、昨年は３月のＷＢＣに合わせ、例年より早めの調整を実施。侍ジャパンの一員として日本一に貢献したが、シーズンでは１５登板で７勝４敗、防御率１・７８をマークしつつも故障や発熱で３度離脱。自身初の規定投球回には届かなかった。指揮官は「開幕に向けて調子を上げてくれたら」と期待を込めた。

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