【ロッテ】沢村拓一が目標に珍ルール「襟付きを着て行動しようと思う」 新背番号「11」は直談判

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2024.1.25(木) 12:54

ZOZOマリンで取材に応じたロッテ・沢村拓一投手(カメラ・安藤 宏太)

 ロッテ・沢村拓一投手(35)が25日、本拠地のZOZOマリンで取材に応じ、今季の目標に球場の行き来などで襟付きのシャツを着用するという珍目標を宣言した。

 沢村は今季の目標を問われると、「今年の目標は、野球のことを言ってもおもしろくないので、襟付き(シャツ)を着て行動しようと思う。一社会人として、スエットで(球場に)来るのはどうかとも思った。これを言うのは、皆さん(報道陣)に監視してもらおうと思って。言ったら自分が追い込まれるじゃないですか。一社会人として今年36歳になるので、Tシャツにパーカーとかで球場入りするのは極力やめようと思います」と珍しい自己ルールを口にした。

 身なりから整える理由を「いつ、いかなる時も見られているという意識を持って、生活しようと思う」と説明。22年まではメジャーリーグでプレーしたこともあるとあって「レッドソックスの時は、(移動が)チャーター機だったので、スエットだった。リッチ・ヒルという選手に会って、しっかりしていたので。野球選手である前に一社会人として。自分に課しているルール」と力説しながらも、「絶対じゃないから。極力、年相応の格好をしようということ」と、報道陣の笑いを誘った。

 2年間プレーしたレッドソックスから復帰した昨季は、34試合に登板。4勝3敗3セーブ、14ホールド、防御率4・91でブルペンを支え、チームのリーグ2位でのクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。今オフは、昨年12月から同僚の坂本光士郎投手(29)とハワイで自主トレを行うなど、精力的にトレーニングを積んできた。キャンプへ向けては「けがをしないこともそうですけど、今年がプロ14年目。(ロッテ)生え抜き14年目見たいな顔をしてキャンプを過ごしたいと思います」と冗談交じりに意気込んだ。

 今季は昨季の背番号「54」から、「11」に変更。背番号「11」だった佐々木千がDeNAに移籍したことで空き番になり、松本球団本部長に自ら連絡して背番号変更を直訴したことも明かした。

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