【日本ハム】郡司裕也が今季から打撃投手の谷元圭介氏と“対決”「まだ全然現役いける。キレが違う」

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2024.1.16(火) 05:00

今季から打撃投手を務める谷元圭介氏(右)とともに笑顔を見せる日本ハム・郡司裕也

 日本ハム・郡司裕也捕手(26)が15日、昨季限りで現役を引退した谷元圭介氏(38)との再会を喜んだ。今季からチームスタッフとして打撃投手を務める先輩と、千葉・鎌ケ谷の屋内練習場で早速“対決”。「本当にぜいたくな気持ち。引退試合で147キロ投げてたんだよ? 全然まだ現役いけるもん。キレが違う」と球筋に驚きつつ、約40分間、感謝を胸にバットを振り込んだ。

 中日時代は何度もバッテリーを組んだ2人。郡司は昨年12月から「投げてください」とリクエストしていただけに「谷元さんに投げてもらうから今日はめっちゃ早起きした」と早朝から球場へ。打撃練習ではバットをへし折られる場面もあり「何も言わずにチェンジアップ投げてきたんだけど…。ふつうに空振りした」と苦笑いを浮かべた。

 昨季は途中加入ながら出場55試合でプロ1号を含む3本塁打、得点圏打率3割5分3厘と勝負強さを発揮。移籍2年目は初の「規定打席到達」を目標に掲げており「シーズン中も投げていただけると思うけど、やっぱり結果で恩返ししたい。結果を出すことが谷元さんをはじめ、サポートしてくださる裏方さん全ての皆さんへの感謝の思いになると思うので」と活躍を誓った。

 現役通算524登板を誇る谷元さんは「(空振りを取れて)すっごい気持ちよかった」とうれしそうに笑いつつ「状態いいんじゃない? いいスイングしてたよ。元々チームメートっていうのもあるし、彼はナイスガイだから。頑張ってほしいですね。その中で活躍できるように、少しでも何かの形で手助けできたらなと思います」と後輩のサポートを約束した。

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