【日本ハム】金村尚真が開幕ローテ&「新人王」へ意欲「上沢さんの穴を埋められる投手に」
スポーツ報知
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2024.1.15(月) 17:52
日本ハム・金村尚真投手(23)が15日、「新人王」への決意を口にした。千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、年明け初めてブルペンで捕手を座らせて投球練習。キレのある直球にスライダー、カット、2種のカーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を交えて計37球を投じ「意外に感覚も悪くなくて球も変わりなくよかった」と納得の表情を浮かべた。
ルーキーイヤーの昨季は開幕ローテ入りし、4月9日・オリックス戦でプロ初勝利。その後右肩痛の影響で離脱したが、1軍復帰登板となった9月22日・楽天戦で2勝目を挙げた。1年目の投球回は25イニング。新人王の資格を残しており「せっかくまだ残っているのでそこは目指してやっていきたい。目の前のことに集中して、まずはローテ入りできるように」と春季キャンプからのアピールを見据えた。
「一年間戦い抜く厳しさを知った」とプロの洗礼も浴びた1年目。故障なく一年間戦い抜くために“上沢流”の調整法も取り入れる。 「僕は結構投げるのが好きなので(練習でも)結構投げてしまう。でも上沢さんとか(伊藤)大海さんに聞くと『調子悪い日でも投げて調整するのではなくて違うことで調整する。投げない勇気も大事だよ』と。今の段階で理解できれば、けがも少なくなる」
レイズとマイナー契約を結んだ上沢の穴を埋める活躍も期待されるだけに「長年ファイターズで投げてきた投手なので欲を言えばもうちょっといろいろな話とか聞きたかったですけど、活躍して(海外に)行く姿を見ていると僕もそういった舞台に行けるようになりたいなってすごく思う。まずは上沢さんが抜けた穴をしっかり埋められるピッチャーになれるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。
現在、運転免許取得のために自動車学校にも通っているが「(運転)怖いです。バックが難しい。意味わかんない。駐車ができないので練習するしかない」と苦笑い。野球では“アクセル全開”での活躍を誓い「去年(けがで)急ブレーキしちゃったので、今年はブレーキしないように」と力を込めた。
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