【オリックス】内藤鵬 第2の故郷石川の希望の光になる「僕が活躍することで、元気を与えられれば」

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2024.1.15(月) 05:00

2年目の飛躍への思いを強くしたオリックス・内藤鵬

 オリックス・内藤鵬内野手(19)が14日、2年目の飛躍への思いを強くした。能登半島地震で被災した日本航空石川出身。大阪・舞洲の球団施設で自主練習を再開し、被災地の希望の光となることを誓った。

 「高校3年間を石川で過ごして、たくさんの人に応援してもらったので。僕が活躍することで、元気を与えられれば」。地震発生時は地元の愛知にいたが、石川は第2の故郷。避難所で生活する野球部の同級生や後輩もいる。「気持ち的には心配になります」。今は連絡を取り、励ますことしかできないが「水やカイロ、防災グッズとかも届けられればと思います」と支援も形にするつもりだ。

 高校通算53本塁打。1軍未出場ながら、チームには同じ高卒2年目でレギュラーを取った紅林の例があり「1軍で活躍するのが第一。サードでやりたいです」と宗に挑む構えだ。同学年の巨人・浅野も意識する。「(浅野は)1軍でホームランも打ったので悔しい。今年はそれ以上の活躍をしたい」。昨年5月に手術した左膝の経過も良好な右の大砲候補。全身全霊で、特別な1年に向かう。(長田 亨)

 ◆内藤 鵬(ないとう・ほう)2004年10月5日、愛知県生まれ。19歳。日本航空石川から22年のドラフト2位でオリックス入団。昨年はウエスタン・リーグで28試合に出場し、打率1割9分8厘、2本塁打、15打点。5月に左膝鏡視下外側半月板縫合術を受けた。180センチ、100キロ。右投右打。年俸600万円。独身。

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