【日本ハム】達孝太が鎌ケ谷自主トレで新年の誓い…今季こそプロ初勝利とエスコンデビュー

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2024.1.14(日) 06:30

鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行った日本ハム・達(カメラ・堀内 啓太)

 日本ハム・達孝太投手(19)が13日、今季こそプロ初勝利とエスコンデビューを果たすと誓った。千葉・鎌ケ谷で自主トレを実施。午前9時からブルペン入りすると、早速150キロを計測して仕上がりの良さをアピールし「今年は結果も求められる。自分が一番1軍に上がりたいし、エスコンで投げたい」と高卒3年目に懸ける決意を口にした。

 新球場元年となった昨季は1軍登板ゼロ。2軍では14登板(2勝5敗)したがシーズン後半に右肩の違和感を訴え、完走は果たせなかった。反省を踏まえ、オフは体づくりに注力。194センチ、98キロと屈強な肉体を手に入れ、この日は「145キロの力感で150が出た」とパワーアップを実感した。「去年が153なので今年はMAX158。平均は150。体も変わってきたし、出るんじゃないかな」と明確に目標を掲げた。

 前日12日には上沢のレイズ移籍が決定。右投げ、長身派と共通点も多く「投球時の感覚とかも手足が長いと難しくなる。そういう部分も含めて、いろいろ野球の話をさせてもらった」。感謝を胸に、自らに課すノルマは1軍で15登板以上、防御率2・50以下。“ポスト上沢”の期待もかかる21年のドラ1が、飛躍に向けて爪を研ぐ。(堀内 啓太)

 〇…日本ハムのドラフト1位・細野が、楽天のドラ1・古謝に対抗心を燃やした。大学日本代表でも共闘した親交の深い左腕と、12日のNPB新人研修で再会。パ・リーグの新人一番乗りでブルペン入りするなどアピールは目にしており「まじでいい投手。まだまだ伸びそうで恐ろしい」と刺激を受けた。13日は新人合同自主トレ第2クール初日に参加。同クール最終日(15日)に初めてブルペン入りする予定となった。

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