【楽天】浅村栄斗は1144試合に連続出場しリーグ記録更新も「トータルで考えたら充実よりも悔しいシーズン」 現状維持の5億円でサイン
スポーツ報知
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2023.11.29(水) 15:19
楽天の浅村栄斗内野手(33)が29日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み現状維持の5億円でサインした(金額は推定)。
球団からは「交流戦くらいでけがをしたけど、1年間出続けてくれたこと、チームのためにありがとう」と感謝の言葉をかけられ「来年は、若い選手に1人でも多く1軍の戦力として出てもらうようなバックアップはするから、また来年も頑張ってくれ」と声をかけられたと明かした。
4年契約1年目の今季は全143試合に出場し、打率2割7分4厘、78打点、26本塁打。ロッテ・ポランコ、ソフトバンク・近藤と並んで本塁打王を獲得した。9月14日のオリックス戦(楽天モバイル)では1144試合連続出場を達成し、パ・リーグ記録を更新。しかし、チームはCS争いをかけた最終戦で敗戦したことで4位で終わり「前半はなかなかうまくいかなかったけど、最終的にタイトル争いをして、タイトル一つ取れたのでよかった。だけど、チームとしては最後でAクラスを逃したので、トータルで考えたら充実よりも悔しいシーズンになった」と振り返った。
来季へは「20周年ということで優勝しますというのは口ばっかりになってる。とにかく結果で見せられるように。あとはいろんな選手でみんなで頑張りたい」と決意。個人としての目標はタイトル獲得を掲げた。今季から任された主将は来季も続投することとなり「新しい風が今年は入ってきた。その選手以外にも来年はもっとチームが変わるようにやっていかないと、楽天自体が強くならないんじゃないかなと。何年も思ってるし、現に勝ててないシーズンが続いている。そういうところは変わっていかないといけない」と自覚を示した。
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