【西武】北大から初のNPB入りしたドラフト5位・宮沢太成投手…目標は「開幕1軍」

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開幕1軍を目標に掲げる宮沢

 西武にドラフト5位で指名された四国アイランドリーグplus・徳島の宮沢太成投手(24)が17日、在学中の北大で宝金清博総長(69)らに入団報告し、会見を行った。最速155キロの速球と落差あるフォークを武器に北大史上初のNPB入りを果たした右腕。「開幕1軍」、「リリーフを任される存在」を目標に掲げ、同時に北大からの“プロ第2号”誕生も期待した。

 約9か月ぶりに北大の門をくぐった宮沢は、感慨深げだった。宝金総長、山口淳二副学長(67)、硬式野球部の秋野禎木監督(64)も同席した会見。「きれいなイチョウ並木、広いキャンパスの中で、いい学生生活が送れた」と充実した学生生活を振り返った。

 15日に徳島市内で西武との入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸900万円で仮契約。(金額は推定)1876年創立の北大で史上初のNPB入りが決まった。185センチ、95キロの大型右腕は「開幕1軍は絶対的目標」と改めて意気込みを披露。「適正があると思うリリーフで勝負したい。勝ちパターンで7、8、9回を任されるような投手に」と頼られるセットアッパーやクローザーを理想像に挙げた。

 長野高から1浪して北大に入学。「テスト期間が大変だった」と図書館に1日10時間もこもるなど野球との両立に苦節の日々を送り、留年も経験した。それでも1901年創部の伝統を受け継いできた野球部では「自分で考え、自分で行動する。野球選手として大事なところが磨かれた」という。昨年は主将を務め熟考した言葉でチームをまとめた。

 卒部後の今季はさらに高いレベルを求めて大学在学のまま独立リーグでプレー。直球はMAX155キロまで伸び、落差あるフォークも身につけてドラフト指名に至るまで成長した。歴史ある母校に指標を残した宮沢。後輩に「環境は恵まれている。4年間を大切に過ごし、思いがあれば突き進んでほしい」とメッセージを残し、自身に続くNPB入りも熱望した。(石井 睦)

 北大・宝金清博総長「学業とスポーツを両立し、一つの頂点であるプロ野球へ行かれることは、『全人教育』という本学の教育理念から見ても喜ばしいこと。不屈の闘志がなければできなかったと思う。これまで培ってきた能力、精神力を生かし、プロで大成されることを願っています」

 ◆宮沢 太成(みやざわ・たいせい)1999年4月15日、長野市生まれ。24歳。右投右打。野球は長野・昭和小3年から。立川中島中では長野南リトルシニアに所属。長野高2年時に外野手から投手へ転向した。1年浪人して北大法学部へ。3年秋の札幌6大学リーグでは4勝を挙げてMVPとベストナインを受賞した。遠投115メートル。50メートル走6秒2。家族は両親と弟。185センチ、95キロ。

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